黒じょか(黒千代香: くろぢょか → くろじょか)とは、焼酎を美味しく飲むための燗付器(扁平な土瓶)のことです。鹿児島県の人たちは、焼酎を黒じょかでトロトロと温めながら、ゆったりとだれやめを楽しんでいます。黒じょかで楽しむ、焼酎のススメ。

黒じょか(黒千代香)での正しい飲み方

焼酎を水で割ります。

水割りの割合ですが、最もポピュラーなのは、焼酎6に対して、水が4。好みによって、7:3や5:5で飲む方もたくさんいらっしゃいます。自分だけの、お好みの割合を見つけてくださいね。割る水も、とことんこだわりましょう。鹿児島では、山から湧き水を汲んでくることは、決して珍しくありません。水で割った焼酎は、一晩おくことでよく馴染み、さらにまろやかな味わいになります。

 

黒じょかに注ぎ、弱火で温めます。

水で割った焼酎を黒じょかに注ぎ、いきなり強火にかけると、黒じょかがわれる場合がありますので、注意しましょう。弱火&遠火でゆっくりと温めましょう。黒じょかを選ぶ時には、直火にかけられるものを選ぶようにしましょう。

 

温めすぎないように。

黒じょかが温かくなってきたら、火からおろします。温めすぎると、せっかくの焼酎の香りが飛んでしまいます。

 

お猪口やぐい飲みでどうぞ

焼酎の香りと風味を味わいながら、ゆっくりとお楽しみください。お湯割りとはひと味違った、まろやかな味わいは、時間をかけて作った人だけの特権です。

 

黒じょかのお手入れ

黒じょかは、洗わなくても大丈夫です。洗剤などは、かえって良くありません。ただし、長時間使わない時には、3日間ほど自然乾燥させてから保管しましょう。

吉祥寺のバーオハナは、黒千代香でだれやめができるお店です。
Copyright © 2004-2018 "KUROJOKA DOT COM" by TAKA ENTERPRISES, Inc. All rights reserved.